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宇宙の現場から

(だい)5回(かい):宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ) (ISAS) 阪本成一(さかもとせいいち)教授(きょうじゅ)

宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ) (ISAS) 教授(きょうじゅ) 阪本成一(さかもとせいいち)

(だい)5回目(かいめ)は、引き続き(ひきつづき)宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ)(ISAS)阪本成一(さかもとせいいち)教授(きょうじゅ)です。現在(げんざい)どんな仕事(しごと)に携(たずさ)わっているのか、また今後(こんご)の「かぐや」についてなどもお話(はな)しします。

(1)現在(げんざい)のお仕事(しごと)、及(およ)び、現時点(げんじてん)での「かぐや」について

「かぐや」は、荒天(こうてん)が続く中(つづくなか)、ぽっかりと一日(いちにち)だけ晴れ間(はれま)がのぞいた9月(がつ)14日(にち)の10時(じ)31分(ぷん)1秒(びょう)に、H-IIAロケット13号機(ごうき)で種子島(たねがしま)から打ち上げ(うちあげ)られました。民間委託(みんかんいたく)されて初(はじ)めての打ち上げ(うちあげ)ということで注目(ちゅうもく)されましたが、打ち上げ自体(うちあげじたい)はきわめて順調(じゅんちょう)で、衛星(えいせい)は打ち上げ(うちあげ)からおよそ45分後(ぷんご)にほとんど狙い通り(ねらいどおり)の軌道(きどう)に入(はい)ったところでロケットから切り離(きりはな)されました。いまは発電用(はつでんよう)の太陽電池(たいようでんち)パドルと地球(ちきゅう)との通信用(つうしんよう)のアンテナを開(ひら)いて地球(ちきゅう)の周(まわ)りを回(まわ)っていて、月(つき)を回(まわ)る軌道(きどう)には10月上旬(がつじょうじゅん)に入(はい)る予定(よてい)です。

「かぐや」打上げライブ中継の様子(相模原キャンパス)

打ち上げの日(うちあげのひ)には私(わたし)は記者対応(きしゃたいおう)のために相模原(さがみはら)で留守番(るすばん)をしていましたが、ライブ中継(ちゅうけい)で打ち上げ(うちあげ)の様子(ようす)を見(み)ることができました。平日(へいじつ)の午前中(ごぜんちゅう)にもかかわらず、相模原(さがみはら)キャンパスの中継会場(ちゅうけいかいじょう)には40名(めい)を超(こ)える一般(いっぱん)の見学者(けんがくしゃ)も集(あつ)まり、観測装置(かんそくそうち)の開発(かいはつ)チームの人(ひと)たちと一緒(いっしょ)に打ち上げ(うちあげ)を見守(みまも)りました。学校(がっこう)に遅刻(ちこく)する覚悟(かくご)を決(き)めてまで参加(さんか)した小学生(しょうがくせい)が何人(なんにん)もいたのには驚(おどろ)きました。

(2)今後(こんご)の「かぐや」について

いよいよこれからがJAXAの腕(うで)の見せ所(みせどころ)です。「かぐや」を月(つき)を回(まわ)る軌道(きどう)に入(い)れることと、二(ふた)つの子衛星(こえいせい)の切り離し(きりはなし)がここしばらくの大(おお)きな山場(やまば)です。

(つき)を回(まわ)る軌道(きどう)に入(はい)れば、「かぐや」に積(つ)んだそれぞれの観測装置(かんそくそうち)からのデータも次々(つぎつぎ)に届(とど)くはずです。皆(みな)さんに研究者(けんきゅうしゃ)のワクワクドキドキをご紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)います。

(3)マイブームを教(おし)えてください。

自宅(じたく)の屋上(おくじょう)に小(ちい)さな芝生(しばふ)やら家庭菜園(かていさいえん)やら花壇(かだん)やらを作(つく)って、暇(ひま)さえあれば手入(てい)れをしています。屋上(おくじょう)は日当(ひあ)たりはよいし風(かぜ)も強(つよ)くて乾燥(かんそう)するので植物(しょくぶつ)には夏越(なつご)しがたいへんのようでしたが、いったん枯(か)れたようになって葉(は)を落(お)とした植物(しょくぶつ)も、雨(あめ)が続(つづ)くとまた新(あたら)しい葉(は)を伸(の)ばし始(はじ)めます。植物(しょくぶつ)の持(も)つ「生(い)きる力(ちから)」には教(おそ)わることが多(おお)いです。

(4)読者(どくしゃ)に向(む)けてのメッセージ

イベント会場で質問に答える阪本教授

国際宇宙会議(こくさいうちゅうかいぎ)のためにインドのハイデラバードというところに来(き)ています。ここでは8月(がつ)の下旬(げじゅん)にテロで40名以上(めいいじょう)の人(ひと)たちが亡(な)くなりました。思(おも)えばアメリカの9.11のテロの時(とき)にはチリのサンチャゴにいて、帰(かえ)りのアメリカン航空(こうくう)が飛(と)ばずに足止(あしど)めされました。そのあとで、当時(とうじ)ニューヨークのそばに住(す)んでいた妹(いもうと)から、自宅(じたく)のベランダから撮影(さつえい)した炎上(えんじょう)するビルのビデオも届(とど)きました。人(ひと)を幸(しあわ)せにするための宗教(しゅうきょう)が、いまは人(ひと)を苦(くる)しめているのではないかと思(おも)っています。お互(たが)いを認め合う(みとめあう)世の中(よのなか)にしていきましょう。

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