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宇宙の現場から

(だい)4回(かい):宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ) (ISAS) 阪本成一(さかもとせいいち)教授(きょうじゅ)

宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ) (ISAS) 教授(きょうじゅ) 阪本成一(さかもとせいいち)

(だい)4回目(かいめ)は、宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ)(ISAS)阪本成一(さかもとせいいち)教授(きょうじゅ)です。最新(さいしん)の宇宙科学(うちゅうかがく)の成果(せいか)を分(わ)かりやすく伝(つた)えたり、宇宙科学研究(うちゅうかがくけんきゅう)のための対外調整(たいがいちょうせい)や、ロケット打ち上げ(うちあげ)のために地元(じもと)の人(ひと)たちと話し合い(はなしあい)をしたりと、いろいろな仕事(しごと)をしています。JAXAクラブの自由研究(じゆうけんきゅう)テーマにも協力(きょうりょく)いただきました!

(1)お仕事(しごと)はどんなことを担当(たんとう)してますか?

宇宙(うちゅう)の魅力(みりょく)や最新(さいしん)の宇宙科学(うちゅうかがく)の成果(せいか)を皆(みな)さんに分(わ)かりやすくお伝(つた)えしたり、ロケット打ち上げ(うちあげ)のために地元(じもと)の人(ひと)たちと話し合い(はなしあい)をしたり、いろいろな仕事(しごと)をしています。職場(しょくば)は相模原(さがみはら)にある宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ)の対外協力室(たいがいきょうりょくしつ)ですが、講演会(こうえんかい)やイベントに呼(よ)ばれることが多(おお)いので、週末(しゅうまつ)を含(ふく)めて日本各地(にほんかくち)を転々(てんてん)としています。あと、手先(てさき)がわりあい器用(きよう)なので、休(やす)みのときなどは人工衛星(じんこうえいせい)の紙模型(かみもけい)を設計(せっけい)したりもしています。

今年(ことし)の3月(がつ)までは国立天文台(こくりつてんもんだい)にいて、南米(なんべい)チリの標高(ひょうこう)5000mの岩砂漠(いわさばく)でALMA(アルマ)という大(おお)きな電波望遠鏡(でんぱぼうえんきょう)を北(きた)アメリカやヨーロッパの人(ひと)たちと力(ちから)を合(あ)わせて建設(けんせつ)していました。もともとの専門(せんもん)は電波天文学(でんぱてんもんがく)で、星(ほし)が生(う)まれるもととなる「分子雲(ぶんしぐも)」という宇宙(うちゅう)の雲(くも)の研究(けんきゅう)をしています。いろいろな仕事(しごと)に追(お)われて研究(けんきゅう)の時間(じかん)が取(と)れないのが悩(なや)みです。

(2)子(こ)どもの頃(ころ)あこがれていた職業(しょくぎょう)や夢(ゆめ)は?天文(てんもん)&宇宙航空(うちゅうこうくう)に関(かか)わる仕事(しごと)をしたいと思(おも)ったきっかけは?

(こ)どもの頃(ころ)の夢(ゆめ)についてよく聞(き)かれるので小学校(しょうがっこう)の文集(ぶんしゅう)を引っ張り(ひっぱり)だして調(しら)べてみましたが、そこには「おかねもちになりたい」と書(か)かれていました、、、夢(ゆめ)のない ひねくれた子(こ)ですね。結局(けっきょく)お金持(かねも)ちになる夢(ゆめ)はかなわず、貧乏(びんぼう)な天文学者(てんもんがくしゃ)になってしまいました。

第4回 イベントにて

天文学者(てんもんがくしゃ)になったきっかけもあいまいです。子(こ)どもの頃(ころ)から理科(りか)は大好(だいす)きで、図鑑(ずかん)などはすみからすみまで暗記(あんき)していましたが、東京(とうきょう)で生(う)まれ育(そだ)ちましたので星空(ほしぞら)にふれる機会(きかい)はあまりなく、家(いえ)にも望遠鏡(ぼうえんきょう)などはありませんでした。もしかすると中学生(ちゅうがくせい)の頃(ころ)にテレビで見(み)た「コスモス」という番組(ばんぐみ)の影響(えいきょう)を受(う)けたのかもしれません。

あと、理系(りけい)に進(すす)んだという意味(いみ)では、「大事(だいじ)なことが書(か)かれている本(ほん)だ」といって理科年表(りかねんぴょう)をプレゼントしてくれた工学部出身(こうがくぶしゅっしん)の祖父(そふ)の影響(えいきょう)も大(おお)きかったように思(おも)います。まさか自分(じぶん)が理科年表(りかねんぴょう)を執筆(しっぴつ)する側(がわ)に回(まわ)るとは思(おも)ってもみませんでした。大学(だいがく)では幸運(こううん)にも天文学科(てんもんがくか)に進(すす)むことができましたが、ボートの練習(れんしゅう)を頑張(がんば)りすぎて大学(だいがく)にはほとんど行(い)きませんでした。

本格的(ほんかくてき)に天文学(てんもんがく)を学(まな)び始(はじ)めたのは大学院(だいがくいん)に入(はい)ってからです。そんな私(わたし)がプロの天文学者(てんもんがくしゃ)になれたのは、ボートの練習(れんしゅう)で培(つちか)った気力(きりょく)と体力(たいりょく)と自分(じぶん)で考(かんが)えるクセ、そして周(まわ)りのサポートと幸運(こううん)のお陰(かげ)だと思(おも)います。

(3)「かぐや」打上(うちあ)げに向(む)けて現在(げんざい)の様子(ようす)は?

「かぐや」の打ち上げ(うちあげ)にむけた準備(じゅんび)は着々(ちゃくちゃく)と進(すす)んでいます。9月(がつ)5日(いつか)には相模原(さがみはら)で記者向(きしゃむ)けに「かぐや」の勉強会(べんきょうかい)が開(ひら)かれ、多(おお)くの記者(きしゃ)が集(あつ)まりました。9月(がつ)2日(ふつか)に内之浦(うちのうら)から打ち上げ(うちあげ)に成功(せいこう)した実験(じっけん)ロケットに続(つづ)いて「かぐや」を載(の)せたH-IIAロケットも打ち上げ(うちあげ)が成功(せいこう)するよう祈(いの)っているところです。(続(つづ)く)


阪本成一(さかもとせいいち)教授(きょうじゅ)が製作(せいさく)した「かぐや」ペーパークラフトがダウンロードできます。チャレンジしてみてね。

(うご)く「かぐや」ペーパークラフト(7.85MB)
※「かぐや」の50分(ぶん)の1サイズ。マストや太陽電池(たいようでんち)パドルを動(うご)かしたり、子衛星(こえいせい)も取り外し(とりはずし)可能(かのう)! (製作(せいさく): 宇宙科学研究本部(うちゅうかがくけんきゅうほんぶ) 阪本成一(さかもとせいいち)

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