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宇宙の現場から

(だい)16回(かい):研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)電源(でんげん)グループ 森岡千晴(もりおかちはる)

研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)電源(でんげん)グループ
 森岡千晴(もりおかちはる)

ヒトがごはんを食(た)べてエネルギーにするのと同様(どうよう)に、人工衛星(じんこうえいせい)にもエネルギーが必要(ひつよう)です。では、宇宙(うちゅう)ではどうやってエネルギーを作(つく)るのかを聞(き)いてみよう!

(1)今(いま)、どんなお仕事(しごと)をされていますか?

太陽電池(たいようでんち)の仕事(しごと)をしています。太陽電池(たいようでんち)は人工衛星(じんこうえいせい)が活躍(かつやく)するために必要(ひつよう)なエネルギー(電気(でんき))を作(つく)っています。衛星(えいせい)にとって太陽電池(たいようでんち)の作(つく)るエネルギーは、ヒトに例(たと)えると血液(けつえき)のようなもの。衛星(えいせい)の命(いのち)を支(ささ)える大切(たいせつ)な仕事(しごと)です。

(写真(しゃしん):実験(じっけん)のひとこま。ピンセットでつまんでいる黒(くろ)くて四角(しかく)いものが衛星(えいせい)で使(つか)われている宇宙用太陽電池(うちゅうようたいようでんち)。大(おお)きな衛星(えいせい)ではこれが1万枚近(いちまんまいちか)く使(つか)われることもある。)
リレーコラム第16回:森岡さん(ピンセットで扱う太陽電池)

(わたし)の主(おも)な仕事(しごと)は「放射線(ほうしゃせん)に強(つよ)い新(あた)しい太陽電池(たいようでんち)を作(つく)ること」と「宇宙(うちゅう)をとんでいる太陽電池(たいようでんち)の健康(けんこう)チェックをすること」です。今使(いまつか)われている太陽電池(たいようでんち)は宇宙(うちゅう)をとんでいる放射線(ほうしゃせん)にあたって性能(せいのう)が悪(わる)くなります。性能(せいのう)が悪(わる)くなるメカニズムがわかれば、それを防(ふせ)ぐ方法(ほうほう)を考(かんが)えられますが、実(じつ)はこのメカニズムはまだ完全(かんぜん)に解明(かいめい)されていません。

自分(じぶん)の作(つく)った太陽電池(たいようでんち)が宇宙(うちゅう)で活躍(かつやく)する日(ひ)を夢見(ゆめみ)ながら、日々実験(ひびじっけん)を重(かさ)ねています。

(2)宇宙航空(うちゅうこうくう)に関(かか)わる仕事(しごと)をしたいと思(おも)ったきっかけは?

リレーコラム第16回:森岡さん

小学生(しょうがくせい)の頃(ころ)、毛利(もうり)さんの活躍(かつやく)をテレビでみて、宇宙飛行士(うちゅうひこうし)を志(こころざ)したことが始(はじ)まりです。幼(おさな)いなりに衝撃(しょうげき)をうけ、何(なに)かがピン!ときたのか、すぐに宇宙開発事業団(うちゅうかいはつじぎょうだん)(現在(げんざい)のJAXA)に電話(でんわ)をかけたのを覚(おぼ)えています。その電話(でんわ)で教(おそ)わったことは「宇宙飛行士(うちゅうひこうし)への第1歩(だいいっぽ)は“好(す)きなこと”を見(み)つけること」でした。

それからは宇宙(うちゅう)だけでなく空(そら)にも興味(きょうみ)をもち、大学生(だいがくせい)の頃(ころ)は人力飛行機作(じんりきひこうき)りに夢中(むちゅう)でした。その活動(かつどう)で材料(ざいりょう)の面白(おもしろ)さに惹(ひ)かれ、大学院(だいがくいん)では半導体(はんどうたい)の材料研究(ざいりょうけんきゅう)の世界(せかい)で学(まな)びました。宇宙飛行士(うちゅうひこうし)の夢(ゆめ)をきっかけに好(す)きなことが増(ふ)えていき、就職(しゅうしょく)を考(かんが)えた業界(ぎょうかい)は沢山(たくさん)ありましたが、やはり自分(じぶん)の原点(げんてん)である宇宙開発(うちゅうかいはつ)を一生(いっしょう)の仕事(しごと)にしたいと思(おも)ったことがJAXAで働(はたら)きたいと思(おも)ったきっかけです。

(3)お仕事(しごと)で楽(たの)しいと思(おも)う瞬間(しゅんかん)を教(おし)えてください。

宇宙(うちゅう)を間近(まぢか)に感(かん)じる瞬間(しゅんかん)です。JAXAの仕事(しごと)はすべてが宇宙(うちゅう)や空(そら)につながる仕事(しごと)なので、毎日(まいにち)がそのような瞬間(しゅんかん)の連続(れんぞく)です。宇宙(うちゅう)に旅立(たびだ)つモノや、宇宙(うちゅう)から送(おく)られてきたモノに携(たずさ)わるので、いつもワクワクして仕事(しごと)をしています。

またJAXAでは年(ねん)に2回(かい)、宇宙航空(うちゅうこうくう)の現場(げんば)を一般(いっぱん)の方々(かたがた)に公開(こうかい)しているのですが、そこでも楽(たの)しい瞬間(しゅんかん)がたくさんあります。お客様(きゃくさま)が宇宙用太陽電池(うちゅうようたいようでんち)について興味深(きょうみぶか)く楽(たの)しそうに聞(き)いてくださるとき、研究開発(けんきゅうかいはつ)がんばってくださいと声(こえ)をかけてくださるとき、子(こ)どもたちがソーラーカーで楽(たの)しそうに遊(あそ)んでくれているときなどは特(とく)に嬉(うれ)しいです。(続(つづ)く)

(写真(しゃしん):実験(じっけん)のひとこま。太陽電池(たいようでんち)の特性(とくせい)を測(はか)っているところ。)

リレーコラム第16回:森岡さん(太陽電池の特性を測る実験)


研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)に関(かん)するWebサイトを、紹介(しょうかい)するよ!

研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)(研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)のホームページ)

研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)電源(でんげん)グループの紹介(しょうかい)

研究開発本部(けんきゅうかいはつほんぶ)広報誌(こうほうし)「空(そら)と宙(そら)2006年(ねん) No.14(『どんな形の人工衛星にもペタペタ貼れる太陽電池を』)

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